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2025年11月
2025.11.19
2026年4月から在職老齢年金の支給停止調整額が62万円に引き上げられます
年金を受給しながら働く高齢者の賃金と老齢厚生年金の合計額が基準を超えた場合、老齢厚生年金が減額されます。
この基準が現在の月51万円から2026年4月に62万円に引き上げられます。

年金を受給しながら働く高齢者が、保険料負担に応じた本来の年金を受給しやすくなり、年金の減額を意識せず、より多く働けるようになります。
新たに約20万人が年金を「全額」受給できるようになると試算しています。
これにより、一部の業界で指摘される高齢者の働き控えを緩和し、人手不足の解消につなげようとの目的もあります。
しかしながら・・・この見直しにより、厚生年金全体の将来の給付水準を下げる影響があるが、今回の制度改正全体では給付水準は向上するという「ただし書き」があります。
本当に、これで良いのか???
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